朝からドキドキドキ。

気づかないふりしてやっぱり時間を気にしてる。

早く行っても時間もてあましちゃうし。

でももう行かなくちゃ。

じっとなんてしてられない。

電車に乗り込み、いざ下北へ。

そう、今日は小林賢太郎ソロコントライブ。


久しぶりに訪れた下北の街は踏み切り辺りの景色が変わっていた。

本多劇場の前を横目(チラ見ながらもじつはガン見)でスルーしながら

時間をつぶすために目に留まったカフェに入る。

ココナッツミルクシェイクを注文。

うん、おいひい。・・・たぶん。

ってもう頭の中完全にこのあとのライブのことで

支配されちゃってますから。味とかよくわかりませんがな。

しかも一人ですから。

しゃべる相手がいないとますます考え込んじゃいますから。


平静を装い柄にもなく読書。

開場時間を過ぎたので会場へ向かう。

あー人がいっぱいだー。ちょっと安心。

でもなんだか居場所なくてウロウロ。


(注:このへんからネタバレありです↓)


入ってすぐ目についたのがたくさんのお祝いのお花たち。

・・・の中になぜかゆずの木?!疑問はすぐに解決。

差出人は「片桐仁」。仁さーん!なんか微笑ましい。

グッズ販売もありました。

「NO CONTE,NO LIFE」のTシャツ、真っ白じゃなくて

アイボリーみたいな色だったからちょっと欲しかった。かも。


開演10分前、座席につき、もらったフライヤーを眺めながらも

意識はとんじゃってます。

まだ光の当たっていないステージを見つめながら

これから始まる「何か」を考えても答えは見つからない。

ドキドキドキ。

今年の夏のロッキンの時からなんとなく思ったことは

チケットの値段というか価値って公演時間とかで

割り切れるもんじゃないんだなって。

待ちに待ちに待ちに待ってほんと心底待ち望んでっていう

「当日までのその時間」も価値に入ってるなと。

「楽しみに待つ時間」込みの値段。

前から気づいてたかもしれないけど

近頃それを強く思う機会がよくあるので。


見終わった感想。

ほんとに疲れました、頭使いすぎて。

ほんとフル回転です。

彼は観客の想像力を最大限引き出す天才ですね。

おもしろかった、ほんと。でもそれ以上に彼の才能がコワイ。

個人的には一番最初の「ジョン」のコントが好きです。

可愛らしくて。最後はやはりハッとしましたけど。

「ハンドマイム」は小林さんの指がつりそうで心配しながら見てました。

「悲しみのお好み焼き」はいきなし噛んでてウケたけどちょっと安心した。

だってあの人完璧すぎるんですもの。

そして、ホコサキさんキタ――――(☆∀☆)――――――!!!!!


でもなんといってもクライマックスはやはりスゴかった。

なんですか最後のアレ!ミステリー小説ですか!

もーほんとコワイ。鳥肌~。さぶいぼ~。

気持ち悪いもんなんか。

是非また見に行きたいものです。

年末までがんばっていただきたいです。